オーラルフレイルについて
NHKの朝イチで「オーラルフレイル」についてやっていたので、このことはトントン骨調整法の考え方でいったらどういうことになるのか知りたいという患者さんがおられましたので、ネットで調べてみました。
実は私はこの言葉「オーラルフレイル」は初めて耳にした言葉です。2014年に厚生労働省により提唱された新しい概念ですね。
以下は放送で語られたことをまとめたものです。
『口まわりの筋力が低下する「オーラルフレイル」。放置すると、さまざまな病気につながり、死亡や要介護のリスクが2倍以上になることがわかってきました。国は、2年前に「オーラルフレイル」に「口腔機能低下症」という病名をつけ、保険適用。番組では、具体的な検査方法や、診断された場合の対策をご紹介しました。さらに、これからの時期、感染症のリスクを上げる原因となるのが、舌の位置が通常より下がってしまう「低位舌(ていいぜつ)」。ドライマウスや睡眠時無呼吸症候群にもつながる。』
『「オーラルフレイル」、直訳すると「口の虚弱」。最近、食事のときにむせるようになった、硬い物が食べにくくなった、など、ささいなトラブルをきっかけ、口の筋力低下がすすみ、低栄養や誤えん性肺炎、認知症など、さまざまな全身の病気につながることがわかってきました。3年前、東京大学は、高齢者約2,000人を対象にした調査で、オーラルフレイルの人は、そうでない人に比べ、4年後の死亡リスクが2.09倍、要介護リスクが2.35倍になると発表しました。』
『子どもの頃からの癖や、加齢にともなう筋力の低下によって、舌の位置が通常より下がる「低位舌(ていいぜつ)」。ベロにギザギザの歯形がある人は低位舌の可能性があるといいます。低位舌になると、ドライマウスや睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな病気につながると指摘されています。ベロの正しい位置は、つばを飲んだときに、一瞬、ベロが上あごにくっつくその場所。』
『ふだんからの意識づけや、舌を支える筋肉「舌骨上筋群」を鍛えるトレーニングで改善できる』
『一般的に、オーラルフレイルの始まりは食事時のむせこみが増えること、硬い食品が噛めなくなること、滑舌が悪くなることなどが挙げられます』
1、口周りの筋肉が低下する
2、低位舌(舌の位置が通常より低い)
3、ドライマウスになる
4、睡眠時無呼吸症候群になる
5、食事の時にむせる
6、硬いものが食べにくくなる
7、低栄養、誤嚥性肺炎、認知症につながる
8、加齢によるもの
9、滑舌が悪くなる
10、食事のむせこみがひどくなる
11、死亡リスクが高くなる。
というふうにまとめられるでしょうか。
これらの情報をもとに私なりの考えをまとめてみました。
この病名で施術したことはありませんが、1~10までの症状を訴える方の施術は何人もしました。
もちろん10全部ではありません。この中のいくつか、一二個か、ほぼ全部か。オーラルフレイルという名前で考えるのではなく、一つ一つの症状として捉えてきました。
このような人の多くは顎の動きが悪くて、舌の動きもスムーズではありません。イビキもかいているはずです。舌の動きが悪いので滑舌が良く無いのです。
舌の動きが良く無いということは、低位舌だからなのかもしれません。舌に力が入らないということだと思います。
舌がスムーズに動かなかったら、嚥下が難しく、うまく飲み込めないのは当然で誤嚥性肺炎になることも考えられます。顎が動きにくいのですから硬いものは噛みにくくなるでしょう。
口内の血流も悪いはずですから唾液が出にくくドライマウスになるのだと思います。
これら全ての症状は頭の形がよくないために起こっていると考えています。
頭が歪んでいるために、頸椎1番が変形し、これがこれら全ての異常に関係していると思います。
舌や顎の高さが丁度頸椎1番の高さですので
ここが歪むと口腔機能に大きな影響を及ぼすと私は考えています。
頸椎が潰れ、骨の厚みが本来あるべき厚みよりも薄くなっていると思います。その変形している骨の周りの組織が骨の変形に連動して変形して力が抜けたり、血行不良になり、オーラルフレイルという状態になるのだと思います。
そう考えて行くと施術の方向性は決まってきます。薄くなり潰れている頸椎1番を元の厚みに戻すことです。それは可能ですので、良くなるはずです。
1~10のどれかで施術した人は結構おられますが、改善可能な症状ですから安心して良いと思います。
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実は私はこの言葉「オーラルフレイル」は初めて耳にした言葉です。2014年に厚生労働省により提唱された新しい概念ですね。
以下は放送で語られたことをまとめたものです。
『口まわりの筋力が低下する「オーラルフレイル」。放置すると、さまざまな病気につながり、死亡や要介護のリスクが2倍以上になることがわかってきました。国は、2年前に「オーラルフレイル」に「口腔機能低下症」という病名をつけ、保険適用。番組では、具体的な検査方法や、診断された場合の対策をご紹介しました。さらに、これからの時期、感染症のリスクを上げる原因となるのが、舌の位置が通常より下がってしまう「低位舌(ていいぜつ)」。ドライマウスや睡眠時無呼吸症候群にもつながる。』
『「オーラルフレイル」、直訳すると「口の虚弱」。最近、食事のときにむせるようになった、硬い物が食べにくくなった、など、ささいなトラブルをきっかけ、口の筋力低下がすすみ、低栄養や誤えん性肺炎、認知症など、さまざまな全身の病気につながることがわかってきました。3年前、東京大学は、高齢者約2,000人を対象にした調査で、オーラルフレイルの人は、そうでない人に比べ、4年後の死亡リスクが2.09倍、要介護リスクが2.35倍になると発表しました。』
『子どもの頃からの癖や、加齢にともなう筋力の低下によって、舌の位置が通常より下がる「低位舌(ていいぜつ)」。ベロにギザギザの歯形がある人は低位舌の可能性があるといいます。低位舌になると、ドライマウスや睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな病気につながると指摘されています。ベロの正しい位置は、つばを飲んだときに、一瞬、ベロが上あごにくっつくその場所。』
『ふだんからの意識づけや、舌を支える筋肉「舌骨上筋群」を鍛えるトレーニングで改善できる』
『一般的に、オーラルフレイルの始まりは食事時のむせこみが増えること、硬い食品が噛めなくなること、滑舌が悪くなることなどが挙げられます』
1、口周りの筋肉が低下する
2、低位舌(舌の位置が通常より低い)
3、ドライマウスになる
4、睡眠時無呼吸症候群になる
5、食事の時にむせる
6、硬いものが食べにくくなる
7、低栄養、誤嚥性肺炎、認知症につながる
8、加齢によるもの
9、滑舌が悪くなる
10、食事のむせこみがひどくなる
11、死亡リスクが高くなる。
というふうにまとめられるでしょうか。
これらの情報をもとに私なりの考えをまとめてみました。
この病名で施術したことはありませんが、1~10までの症状を訴える方の施術は何人もしました。
もちろん10全部ではありません。この中のいくつか、一二個か、ほぼ全部か。オーラルフレイルという名前で考えるのではなく、一つ一つの症状として捉えてきました。
このような人の多くは顎の動きが悪くて、舌の動きもスムーズではありません。イビキもかいているはずです。舌の動きが悪いので滑舌が良く無いのです。
舌の動きが良く無いということは、低位舌だからなのかもしれません。舌に力が入らないということだと思います。
舌がスムーズに動かなかったら、嚥下が難しく、うまく飲み込めないのは当然で誤嚥性肺炎になることも考えられます。顎が動きにくいのですから硬いものは噛みにくくなるでしょう。
口内の血流も悪いはずですから唾液が出にくくドライマウスになるのだと思います。
これら全ての症状は頭の形がよくないために起こっていると考えています。
頭が歪んでいるために、頸椎1番が変形し、これがこれら全ての異常に関係していると思います。
舌や顎の高さが丁度頸椎1番の高さですので
ここが歪むと口腔機能に大きな影響を及ぼすと私は考えています。
頸椎が潰れ、骨の厚みが本来あるべき厚みよりも薄くなっていると思います。その変形している骨の周りの組織が骨の変形に連動して変形して力が抜けたり、血行不良になり、オーラルフレイルという状態になるのだと思います。
そう考えて行くと施術の方向性は決まってきます。薄くなり潰れている頸椎1番を元の厚みに戻すことです。それは可能ですので、良くなるはずです。
1~10のどれかで施術した人は結構おられますが、改善可能な症状ですから安心して良いと思います。
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