夜中にギリギリと歯を鳴らす。
目が覚めているときには早々出来るものではありません。
とても強い力で歯をこすり合わせていると言うことです。
寝ているときにはどういうわけか出来るのです。不思議ですよね?!
歯ぎしりは、周りの人にとっていいものではありません。
もちろん自分にとってもいいものではありません。
歯が磨り減ってきますから。
気になる人は病院にいってマウスピースなるものを処方されて夜間ははめています。
実はこれは少しも改善になりません。
マウスピースをつけていれば、歯が磨り減ることはないですが、歯ぎしりはなくなりません。
この前、歯ぎしりをする男の子の調整をしました。
毎晩歯ぎしりをして、家族の人が心配して連れて来たのです。
この子のゆがみの特徴は、
★後頭骨が凹んでいる。
★耳の後ろの骨が前によっている。
★咬筋(顎を動かす筋肉)がきつい。
★顎の骨に横線が入っている。
などです。
これは、咬筋が異常にきつくなっていることを表しています。
咬筋がきつくなっているということは、毎日24時間ずっときついということです。
ところが昼間はどうやっても歯ぎしりすることはできません。
では何故夜に歯ぎしりするのでしょうか?
昼間は、しゃべったり、食べたり、笑ったり、等でずっと顎を動かしているために
血液が常に滞りなく流れていますので、筋肉がきつくてもある程度柔軟性を保っています。
ところが夜は、このようなことがありません。
つまり、ほとんど口を動かすことがないのです。
動かさないので、血液の流れが阻害されて、
血行が悪く血液が滞ったような状態になります。
すると筋肉がギュッと引きつってきます。
筋肉は引きつることによって血行を改善しようとするのです。
この状態は、夜中にふくらはぎの筋肉がつる、こむら返りの状態と同じです。
筋肉が異常にきつくなって昼間には決して出来ない歯ぎしりをしてしまうのです。
歯ぎしりの調整は、顎の形、頭の形をきちんと整えてやることです。
頭の形がすっかりよくなったら、歯ぎしりはなくなって
夜は静に眠ることができるようになります。

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